安部総理大臣が202年1月26日に、新型肺炎(コロナウイルス)を巡り、武漢在留邦人に対して帰国させる際、チャーター機を派遣することを決めました。
2020年1月29日に、武漢にいた日本人206人が政府のチャーター機(ボーイング767)で羽田空港に到着されました。
これは第1便であるため、今後も武漢から帰還される方がいます。
驚いたのは、今日の発表で「帰還者を隔離せず、症状が出たら保健所へ」との措置でした!!
中国の武漢では、閉鎖が始またため、帰国しようにもできない日本人がたくさんいます。
それに対して帰国できるように、最大限を持っての対応だと思いますが、これだけ武漢で新型肺炎が蔓延していることから、国内に感染が広がるのではとの懸念も上がっています。
今日の発表で世界中は隔離しているにも関わらず、日本は隔離しないなぞです・・・
今回は、武漢在住の日本人にチャーター機派遣はどうなのかについてまとめてみました。
武漢在留邦人の帰国にチャーター機派遣は税金の無駄遣い?
まず、2020年1月26日現在、中国当局によると、中国本土の感染者数は4500人以上に到達し、死者は106人になったと報じられています。
このため、中国は海外への団体旅行を中止する措置を打ち出したため、仕事などで武漢にいる日本人が日本に戻ってくるのが難しくなりました。
そのため、政府が中国と話し合い、武漢在留邦人が帰還を求めればチャーター機を派遣すると報じました。
当初はチャーター機は税金での対応と思われていましたが、8万円の自腹を払っての帰還だそうです。
新型肺炎の政府チャーター機は8万円自腹!税金使わず驚きの声続出?!
武漢帰国から国内感染が危惧される
すでに紹介したように、中国全土で4500人近くが感染し、106人の方が亡くなられています。
現在、国内での新型肺炎は神奈川県を含む11例の報告がありますが、それ以上に広まっていることはなく、今のところはパンでミックを起こしていません。
追伸:奈良で初めて日本人のバス運転手の方が新型肺炎に感染しました(2020年1月28日)!
ところが、武漢に滞在していたということは、新型肺炎(コロナウイルス)を発症する可能性があり、潜伏期間も考えると国内での蔓延も危惧されます。
接触感染(飛まつ感染など)が確認されているため、感染している方いるとパンデミックがおこる可能性があるため、それを防ぐためには潜伏期間である最低14日程度は隔離する必要があります。
そのため、政府の対応に批判の声もあり、国内で蔓延した場合、どう対応するのかに疑問が上がっています。
おそらくですが、チャーター機を派遣後、しばらくは経過観察するために、隔離されると思っていましたが、今朝の報道で「隔離しない」と報道され、パニックが予想されそうです。
正直、僕は潜伏期間は隔離すると思っていただけに、とても残念です。
が、これだけ話題になっている新型肺炎(コロナウイルス)ですから、神経質になるのも当然だと思います。
死者の数も毎日増え続けており、国内で蔓延すると・・・と思うと、凄く怖いですからね。
武漢在留邦人の帰国にチャーター機派遣は税金の無駄遣い?国内感染が指摘されるまとめ
「中国は海外への団体旅行を中止する措置を打ち出した」とありますが、すでに旧正月で大勢の中国人が海外へ旅行に出かけており、かなり対応が遅すぎると思います。
そのため、武漢在留邦人が帰国にチャーター機を派遣しても、結果は特に変わらないかもしれません。
ですが、これだけ広がりを見せているとパニックになる人も多く、少しでも水際で止めるのであれば、このチャーター機派遣も是非が分かれるところです。
どうなるかはわかりませんが、対応策も同時に発表して欲しいところですね。
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