旧正月が始まり、中国からの観光客が世界中に移動し始め、新型肺炎が世界中で蔓延するのではないかと危惧されています。
2020年1月25日の報道では、全世界で1300人が新型肺炎(コロナウイルス)に感染したと報道され、国内でも3例目の感染が確認されました。
また、死者の数が41人まで膨れ上がり、パンデミックが懸念されます。
今回は新型肺炎がなぜ空港のサーモグラフィーや検疫にひっからないのかをまとめてみました。
僕がひそかに疑問に思っていたのが、なぜ空港の検疫があるにも関わらず、新型肺炎の患者を未然に食い止められないのかなぞでした。
サーモグラフィーで調べれば発熱があれば必ず引っかかるはずですが、すでに3人の方が新型肺炎を確認されているので。
それでは、なぜ空港の検疫を通過できたのか書いていきたいと思います。
解熱鎮痛剤が原因!?
一番の原因は発熱があった場合、風邪だと思ってしまい解熱鎮痛剤や風邪薬で熱を下げると思います。
この熱を下げたまま空港の検疫を通ると、熱が下がっているためサーモグラフィーが反応せず、そのまま通過できてしまいます。
実際に武漢からフランスへ入国して発症が確認された女性は、解熱鎮痛剤を飲んでいたと証言されていたので、おそらく今後も同じように通過される可能性が高いです。
一応、機内でもチェックがあるようですが、自己申告であるため嘘を書かれたら見破ることができません。
なので、サーモグラフィーでの検閲だけでは、新型肺炎を防ぐことは不可能だと思います。
新型肺炎(コロナウイルス)の潜伏期間
次に、新型肺炎(コロナウイルス)には潜伏期間があり、この期間は症状が出ないためひっかかることがありません。
潜伏期間は2日から12日程度とされており、中国の保険当局の話では平均7日前後とされています。
つまり、この期間に移動されていれば空港で未然に食い止めることは不可能であり、これは世界中の空港でも同じことが言えます。
すでに中国の武漢だけではなく、中国全土、さらには日本やヨーロッパ・マレーシアなどでも報告されており、もはや完全に口止めることは不可能だとされています。
まとめ
新型肺炎が国内に入る前に空港で食い止められなかったのは、「解熱鎮痛剤・風邪薬で体温が下がったから」「2日から12日間の潜伏期間」の2つがあったからです。
現在は旧正月を向かえ、中国から大勢の方が日本や世界中に観光に行かれています。
中でも日本は圧倒的な人気の観光スポットで、大阪や東京などは早くも団体を見ることができます。
現状では新型肺炎の薬は開発されておらず、国内でも流行するのは時間の問題ではと書かれている記事もありました。
ただ、今のところ致死率は高くなく、コロナウイルスが突然変異しなければ、それほど怖いものではないとも言われています。
手洗いやうがい・マスク・消毒などが有効とされていますので、帰宅後は必ず徹底してください。
また詳しい情報が入り次第、更新したいと思います。
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