2月27日に加藤厚生労働大臣は、新型コロナウイルスのPCR検査の費用を公的保険対象とする方向で調査を進め、早ければ来週中にも適用したいと発表しました。
現在は国が全額公費負担ですが、クリニックでも検査ができます。
今回は保険適用・クリニックのPCR検査がいくらなのか調べてみました。
新型コロナウイルスのPCR検査は保険適用されるのか?
これについては冒頭でも書きましたが、保険適用されます。
ちょっと公的保険対象という発言になっているため、わかりにくい方もいると思いますが、保険対象です。
ここ最近コロナの感染者数が急増(2020/7/31)しており、東京や大阪では保健所に連絡してもなかなか検査してもらえない人も増えているようです。
新型コロナウイルスの自己負担額はいくら?
新型肺炎の検査拡大のために、現在の公費負担から保険適用へと変わりますが、自己負担額がいくらなのか気になりと思うので、下記に記載しました。
病院での保険適用後の自己負担額
報道された情報では保険適用後は
場所 | 金額 | 3割適用後 |
検査機関で検査 | 18000円 | 5400円 |
自ら検査できる医療機関 | 13500円 | 4050円 |
となるそうで、4000円~5400円前後となります。
また、政府は補助も検討しているそうなので、これによっては負担が減る可能性があります。
※速報では上記で報道されていますが、今後若干の変動があるかもしれませんので、ご了承ください。
なお、この金額につきましては陰性であった場合であり、陽性だった場合は国が全額負担します。
最新の新しいPCR検査機の導入は3月を考えているらしく、現在のPCR検査では2~3時間かかるところを、わずか15分で結果が出るようです。
こちらもおそらく値段は変わらないと思いますが、全く新しいPCR検査機を導入した話が無く、どうなったのか不明。
クリニックでの自己負担額
クリニックでは全額自己負担となっており、病院での検査よりも高くなっています。
いくらくらいかというと、こちらも一律には決まっていないのですが、
20,000円から45,000円
とかなり幅があり、テレビでは20,000円~25,000円とされているクリニックもありましたが、僕の友達は40,000円かかったようです・・・
なので、この範囲内でPCR検査できる模様です。
※5~6時間後に結果が出る
現在は企業が感染の有無を調べるために社員に行かせるところが増えているらしく、今後も増えると思われます。
まとめ
新型コロナウイルスの検査が、韓国のように検査できない状況に「なぜできないのか?」という疑問を持たれた方も多かったです。
新しい薬が使われ始めましたが、「重症になってからでは遅い」と言われており、早期での対処が大切になります。
そうなると初期症状のときにPCR検査ができるのは非常に大きいですよね!
ですが、諸外国では無料で気軽に検査できるところもあり、なぜ日本はこれだけ検査にお金がかかるのか謎であり、機械で検査時間を短縮することもできるのですが、なぜかしないんですよね。
ともあれ、自己負担にはなりますが、クリニックなどでPCR検査・抗原検査・抗体検査できるところが増えたのはよかったです。
あとは一刻も早く薬・ワクチンが開発されることを願います。
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