新型コロナウイルスはタバコを吸っていると致死率が高い?!肺炎の原因は喫煙率か?

新型コロナウイルス

ここ最近、中国が新型コロナウイルスのデータを公表するようになり、いくつかの傾向などが分かるようになって来ました。

例えば、9歳以下の子供には死者はいない(2月19日現在)とか、男性の方が死亡率が高いとかですね。

今回は新型コロナウイルス(新型肺炎)は、タバコを吸っていると致死率が高いのかについてまとめてみました。

タバコを吸っていると新型コロナウイルスは重症化しやすい?!

上記では男性は女性よりも重症化しやすいと発表され、その原因はタバコではないかと指摘されています。

対象になったのは8900人の新型コロナウイルスに感染した方になりますが、

性別 致死率の割合
男性 4.5%
女性 1.3%

となっておりいます。

これは中国でのデータとなりますが、中国人の男性はタバコを吸う方が多いようで、重症化している患者はタバコを吸っている方が多かったようです。

この調査は2010年のものとなりますが、中国人男性の喫煙率は54%で、女性は2.6%しか吸っていませんでした。

10年も前のデータですから、今現在はどうかはわかりませんが、男女ともに増えている可能性は高いと推測します。

ただ、それでも男性の死亡率が女性の3倍以上になっており、タバコとの因果関係は否定しきれません。

日本国内ではまだここまでの調査はなく、今後の調査結果に注目したいです。

新型コロナウイルス(肺炎)の喫煙率との因果関係

上記で新型コロナウイルスとたばこの問題に、因果関係があるのではないかと米フロリダ大学や北京大学が指摘しています。

もともとタバコは肺がやられるので、新型コロナとの因果関係があると言われれば、ないとは言いきれないですよね。

タバコは体に良いイメージはないですから。

この点はWHOのマイク・ライアン氏も会見で

たばこがあらゆる呼吸器感染症の悪化要因であることは言うまでもない。今回も例外ではないだろう

と答えており、タバコによる重症化の可能性は否定しておりません。

つまり、現時点では煙草を吸っている方の方が新型コロナウイルスで重症化しやすい傾向にあり、吸ってない人の方が致死率は低いということになります。

もちろん、この対象は8900人の方のデータであり、2月19日現在の中国での感染者数は9倍の74,185人、死者は2,004人となっているため、最新の情報になるとまた少し変わってくると思います。

が、それでも喫煙率との因果関係は否定できないと思います。

まとめ

現時点で新型コロナウイルスが重症化しやすいのは、年配の方・持病を持っている方と言われていますが、これにタバコが加わる形となりました。

日本でもタバコを吸っている方は多く、国内で重症化した方が吸われていたのかは今のところ分かっていません。

ですが、色んな病気の原因になるとタバコは言われているので、健康を意識されるなら吸わない方がいいかもですね。

 

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