2月17日に東京都大田区にある牧田総合病院が、2週間の外来休診を決めました。
その背景には、60代の医師が新型コロナウイルス(新型肺炎)に感染していたため、潜伏期間を考慮しての決断となります。
実はこの少し前に和歌山の済生会有田病院で、新たに院内感染された方が報告されたため、牧田総合病院では院内感染を阻止するために発表されたのだと思います。
では、和歌山同様に牧田総合病院では新型コロナウイルスの院内感染は大丈夫なのかについてまとめてみました。
牧田総合病院の医師が新型コロナウイルスで院内感染は大丈夫なのか?
現在のところ、あまり詳しい情報が入っていないため、なんとも言えない状態です。
ですが、この医師は蒲田分院にも週4日勤務していることが分かっています。
この医師は16日に新型コロナウイルスと断定され、それまでに診察した患者さんなどにはコロナの検査対象になっています。
また、牧田総合病院では50代の看護師も感染していたことが発覚しており、院内感染の可能性は0ではないはず。
同病院によると、
医師は診察中にマスクをしており、担当者は院内感染でないと考えている
とコメントされていますが、同じ病院の医師と看護師が新型肺炎に感染していることから、信憑性は薄いかなと・・・。
60代医師と50代看護師どこで感染したのか?
この蒲田分院の医者がどこで感染したのかですが、実は東京で新型コロナウイルスの感染者が増えた「屋台船」の新年会に参加していました。
50代の看護師も一緒に屋台船の新年会に参加しており、タクシー運転手と同じく屋台船での感染が濃厚だと推測されます。
この屋台船で何人も感染されていますからね・・・。
新型コロナに感染した医師が勤めていた蒲田分院の対応は?
現在、2週間の外来休診を決めた牧田総合病院。
感染した男性医師が勤めていた牧田総合病院蒲田分院ですが、おそらく、本院も含めて全て外来休診だと思います。
ですが、この新型肺炎に感染した医師が勤務していたので、診察された方は検査対象になります。
どのくらいの方いるのかは不明。
牧田総合病院にとってとても難しい決断だったと思います。
病院側も多くの患者を受け入れているため、重病の方や持病を持たれている方・高齢者などは新型コロナウイルスに感染すると重症になりやすいといわれているので、院内感染は避けたいところ。
これ以上、広がらないことを祈るばかりです。
院内感染よりも怖い病院のストップ
新型コロナウイルスで病院が休診などしてしまうと、患者が感染したときに見てもらえる病院がありません。
確かに新型肺炎は怖いですが、病気にはガンや脳卒中など、数え切れないほど多くあり、病院がストップしてしまうと、治療することができない、または助かる命も消えてしまう可能性があります。
今回の新型コロナウイルスは病院側が悪いわけではないため、院内感染が仮にあったとしても責められません。
政府がもっと早めに水際対策できていれば、中国でもっと早く事態が分かって阻止できていたら・・・と、思ってしまいます。
牧田総合病院の医師が新型コロナウイルスで院内感染は大丈夫なのか?まとめ
牧田総合病院では、異例の2週間休診という判断を下しましたが、医師・看護師の2名が新型コロナウイルスに感染していたことから、院内感染の可能性はあります。
ですが、東京や愛知・神奈川・大阪・沖縄・北海道など、多くの都市圏で感染者が確認されており、どこにいても新型肺炎に感染する可能性があります。
致死率は高くないとは言われていますが、若くても重症になっているケースもあり、テレビで言われるほど安心できません。
特効薬などが早くできてくれれば良いのですが・・・
新型コロナウイルスについてのまとめ記事も作りましたので、気になる方はぜひ読んでみてください。
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