クルーズ船の対応をしていた厚生労働省の検疫官が、新型コロナウイルス(新型肺炎)に感染したことが本日(2月12日)わかりました。
ただ、この検疫官は防護服を着ずに作業して感染したのですが、加藤勝信厚労相大臣は「船内で乗客と接する検疫官に防護服は必要ない」とコメントしました。
この声に非難の声が殺到しており、物議をかましています。
今回は加藤勝信厚労相大臣への非難の声などを中心にまとめてみました。
加藤勝信厚労相大臣に非難の声殺到!
検疫官が新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことで、厚労省のクルーズ船での対応が話題となっていますが、その拍車をかけたのが加藤勝信厚労相大臣です。
メディアで「船内で乗客と接する検疫官に防護服は必要ない」とコメントしたことで、非難が集中しています。
検疫官に防護服も着せず、それであっという間に感染。
馬鹿じゃねえの? 日本の厚生省。
大臣や高級官僚が船の中に入れよ。— トホホ爺の「ならぬ堪忍、するが管理人」 (@tohohokanri) 2020年2月12日
もしコロナウイルス感染者広がったら加藤厚生労大臣は辞任すべきか更迭すべきだ。と野党が追求するならこっちだと思います
— 美琴 (@mikoto06301215) 2020年2月12日
中にはこのような厳しい声も見受けられました。
加藤勝信厚労相大臣はなぜ防護服は要らないと言ったのか
この言葉だけを見るとなぜそんな馬鹿なことを言ったのか・・・となりますが、実はこれには理由があります。
WHO(世界保健機関)の指針で、マスクと手袋で十分だとされていたからです。
現在はわかりませんが、この検疫官が感染したとされるのは2月3日から4日にかけてです。
つまり、ここまで中国以外では大きな被害は出ていなかったから・・・ではないかと推測されます。
WHOは世界基準となっているため、この指針に従うのは当然のことであり、加藤勝信厚労相大臣はWHOに従って防護服を着せなかったようです。
>検疫官は、医療用のマスクや手袋を着用していた一方で、防護服やゴーグルなどは着用していませんでした。
>これについて厚生労働省は、WHO=世界保健機関の指針に基づく対応だったとしています。WHOのテドロス・アダノムを信用していない、欧米の患者への対応を見ていれば、危険性は一目瞭然
— しろくま (@hontounokotoga1) 2020年2月12日
ただし、新型コロナウイルス(新型肺炎)が蔓延したのは、WHOが緊急事態宣言を見送ったこともあり、今回の指針もかなり疑問でしかありません。
つまり、政府がWHOに従ったため、検疫官はクルーズ船で感染してしまいました。
このことから多くの方から不満の声が出ています。
各国の対応を見ると、WHOに従わずに独自に対応されている国が多いですからね。
まとめ
これだけ猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、現在では濃厚接触よりも強力なエアロゾロ感染もありえると報道されています。
国内では第2便の政府チャーター機で帰国した方が、埼玉県の自宅で新型コロナウイルスを発症するなど、すでに国内にもかなり入り込んでいると思われます。
後手後手に回っている政府の対応に不満の声が殺到しているため、今回の加藤勝信厚労相大臣の発言がかなりピックアップされているのだと思います。
現在は防護服を着ての対応となっていますが、う~ん・・・という感じですね。
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